充実した施設設備と絶好のロケーションで「海」の未来を考える海洋学研究科(修士課程)は、海に関するあらゆる学問分野を教育研究の対象とし、理学、工学、水産・生物学、人文・社会科学などを含む総合的な海洋学を基盤とした広い視野と、高度な専門的能力の育成をはかります。本研究科を設置する清水キャンパスは、駿河湾に面しており、海洋学の研究には地理的に恵まれた環境にあります。関連施設として海洋研究所や海洋調査研修船「望星丸」をはじめ、小型舟艇「北斗」・「南十字」、臨海実験場、海洋科学博物館等の施設が充実しているのも特色です。これからの海洋開発は、海洋基本法に明示されているように、地球環境の保全とともに、海洋の豊富な資源とエネルギーの持続的利用という、人類にとって最も重要な産業への発展が期待されています。海洋は詩情をそそり、神秘に満ちあふれ、解明すべき未知の世界がまだまだ多く残されています。本研究科は、海洋にロマンと夢を抱き、次世代を担う海洋の研究者や技術者として活躍する「有能な専門家」としての知識の習得とともに、海洋に関わる知識を社会問題の解決へとつなぐコーディネート能力を持った人材育成を目的としています。
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